我が家では三匹の猫を飼っています。
もしタイから日本へ引き上げなければならなくなった時、もちろんこの猫たちも日本へ連れて帰ります。
まだまだ日本に帰る予定はないのですが、それでも事前にできることは準備しておこうと思い、今回猫たちにマイクロチップを入れることにしました。
この記事ではタイで猫にマイクロチップを入れるにはどうしたらよいのか?いくらぐらいでそれが出来るのかを紹介していきたいと思います。
【どこで?値段は?】タイで猫にマイクロチップを入れてみた。
マイクロチップはどこで入れられる?
基本的に動物病院でマイクロチップを入れてもらうことができます。
ただどこでも受け入れをしているわけではないので、その病院でマイクロチップを入れてもらえるかを事前に確かめる必要があります。
もし今すでに行きつけの動物病院があるならまずはそこで尋ねてみましょう。
その病院がマイクロチップ処置を受け付けていないなら、別の病院を紹介してもらえると思います。
ちなみにタイ語ではそのまま「マイクローチッp」と呼ぶのですが、次のように表記します。
「ไมโครชิป:マイクローチッp」
「マイクロチップを入れる(埋める)」をタイ語では次のように言います。
「ฝังไมโครชิป:ファンgマイクローチッp」
「マイクロチップを注射する」という意味なら次のような表現でも大丈夫だと思います。
「ฉีดไมโครชิป:チーtマイクローチッp」
「あの病院だったらたぶんやってるよ~」みたいに紹介してくれるので、その後は自分で病院に連絡して聞く必要があります。
最近は殆どの動物病院がFacebookページなどを持っているので、そういったSNSを通して連絡を取ると便利かもしれません。
前以て予約しておく必要もあるかもしれません。そのあたりも事前に話を詰めておきましょう。
マイクロチップを入れに病院へ!
私たちの住んでいる街にはマイクロチップを取り扱っている動物病院がなかったので、けっきょく隣のウドンターニー県まで行く必要がありました。
約40分ほどで病院に到着。
ウドンターニー空港すぐ近くのこちらの動物病院では、ペットの入院や一時預かり(ペットホテル)のサービスも行っているようでした。
受付をすませたらすぐにマイクロチップを入れてくれます。
こういう時に一番暴れるのがマクロです。でも取り押さえられてチクリ。
逆にこういうときチャンツーはすごく賢いんです。病院の先生も褒めていました。
マイクロチップを埋め終わると専門のテスターのようなものでチップの反応を確かめます。ピピピ…と音がして番号が表示されればOKのようです。
続いて以下のような書類に記入します。
病院によって多少書類様式が違うかもしれませんが、上記画像を参考にして記入していただければと思います。
「マイクロチップを埋めた」ことの証明書ですので正確な記入を心がけましょう。必要書類を記入し提出すれば、あとは代金を支払って終わりです。
マイクロチップ埋め込み費用
マイクロチップ埋め込みにかかる費用は、ネコだと一匹/550バーツ(約1,900円)でした。
日本だとその後の登録費なども入れると4,000~6,000程するところが多いようなので、タイは半額以下で施術できることが分かります。
多頭飼いのオーナーさんにとっては費用がかさむかもしれませんが、やはり愛するペットのために前もってチップを入れておく方が良いでしょう。
証明書
施術後、約1週間ほどでマイクロチップ埋め込みが登録されたこと証明する書類が届きました。
それぞれの書類に猫たちの名前と情報、飼い主情報、そしてマイクロチップ番号が記載されています。
そしてここにある情報が全て、猫たちの身体に入ったマイクロチップにも記録されているそうです。
この証明書によって、ペットが国外へ引っ越しするのに必要ないくつかの条件のうち「一つ」をクリアしたことになります。
もちろん他にも「血液検査」などいろいろな手順を踏まなければならないそうですが、それは必要に合わせて少しずつ準備していきたいと思います。
まとめ
タイでは日本よりかなり安くマイクロチップを入れることができるんですね。
しかも証明書の発行なども迅速でしっかりしていて信頼できる感じがします。
タイでペットを飼っておられる方は、ぜひこの記事を参考にしていただければと思います。