【タイ土産に最適】ココナッツシュガーとパームシュガーの違いを見極めよう

一時日本でも大ブームとなった「ココナッツシュガー」と「パームシュガー」。たくさんの有名モデルさんたちがこぞって愛用していると公表していましたね。

一時期ほどのブームはないものの今でも人気のシュガーです。それもそのはず「低GI値食品」と言われており他の砂糖に比べると格段とGI値※が低いからです。

グリセミック指数 (glycemic index) とは、食品ごとの血糖値の上昇度合いを間接的に表現する数値である。1981年にデヴィッドJ.ジェンキンズ博士らが、食品による血糖値の上がり方の違いを発見し提唱したグリセミック・インデックスまたはGI値とも表現される。

タイでも糖尿病、高血圧、コレステロール値が高い人が摂取できる砂糖として紹介されています。

また通常の砂糖と比べると甘味が優しくそのまま食べれるほどです。もちろん砂糖であることは変わりないので取り過ぎには注意が必要です。

さて「ココナッツシュガー」と「パームシュガー」をタイ語ではなんと呼ぶのでしょうか?

お土産で買って帰りたいという方も多いかもしれませんのでタイラボでまとめておきたいと思います。

【タイ土産に最適】ココナッツシュガーとパームシュガーの違いを見極めよう

ココナッツシュガー

タイ語では次のように言います。

นำ้ตาลมะพร้าว:ナムターンマプラーオ」

ヤシ科のココヤシの花から取れる砂糖です。

タイはココナッツ大国なのでココナッツシュガーは市場やスーパーなど、どこにでも売っていますが100%のものはなかなか見かけません

それで今まではココナッツシュガー80%、白砂糖20%配合のものを使っていました。

それがこちら

 

 

ココナッツ80% 白砂糖20%と書いてあります。

 

 

中身はこんな感じで、結構大きめの粒です。

 

煮込み料理などは固形のまま使えるので便利ですが、パンやお菓子などを作る時は砕かないといけないのが面倒だなと感じていました。

 

でも最近見つけたんです。นำ้ตาลมะพร้าว100%:ナムターンマプラーオ」ココナッツシュガー100%!

それがこちら

 

 

 

中身はこんな感じ。

 

นำ้ตาลมะพร้าว มาตรฐาน:ナムターンマプラーオ マータターン」基本的なココナッツシュガーと表示されており、「นำ้ตาลมะพร้าว100%」ココナッツシュガー100%となっています。

固形ではなくスプーンで取れるくらいの柔らかさなのも嬉しいですね。

こちらの商品はタイでは有名な「Tesco Lotusテスコロータス」という大手スーパーマーケットで売っていました。

250g入りで45バーツ(日本円でおおよそ140円)です。どこの町にもあるタイの大手有名マーケットなので見つけるのに苦労はしないでしょう。

このブランドのココナッツシュガーはタイのバンコクよりちょっと左下「ペッブリー県」で作られているようです。製造元がはっきりしてるのは嬉しいですね。

個人的にパンを作る時に使うのが好きで、ココナッツシュガーにココナッツオイルを使って作るパンはよくマッチしてとても美味しく感じます。

 

 

パームシュガー

もう一つおすすめする砂糖はパームシュガーです。パームシュガーはタイ語で次のように言います。

นำ้ตาลโตนด:ナムターントーノッ(ト)」

ヤシ科のサトウヤシから取られています。

こちらはココナッツシュガーを選んだと思って間違って買ってきたのがきっかけで使うようになりました。

調べてみるとココナッツシュガー同様、身体に優しいシュガーだったので愛用しています。こちらもテスコロータスで同じ値段で売っていました。

 

 

味もほぼほぼココナッツシュガーと似ています。

違いは何かと思いタイ人に聞いたところ「木が違うし、なる実も違う...でも砂糖にしたらほぼ同じ」という事でした。

 

中身はこんな感じ。ココナッツシュガーと似ています。

やわらかい風味で料理やデザートに合う気がします。コーヒーなんかに入れても良いかもしれません。

 

豆知識

さて「ココヤシ」と「パームヤシ」の違いはなんでしょうか?

日本語で調べるとはっきりした違いがないのですが、タイではココヤシとパームヤシは全然違うんです。

 

ココヤシの実(ココナッツ)はこちら。

よく知られているココナッツジュースが取れる実ですね。このココヤシの花から取れるのがココナッツシュガーです。

 

 

パームヤシ(サトウヤシ)はこちら。

画像引用元:http://www.manager.co.th/Travel/ViewNews.aspx?NewsID=9560000020832

 

写真で見ると外見も中身も違いますね。サトウヤシの樹液がパームシュガーの原料となります。

パームヤシの実の内側の果肉はオレンジ色の蒸しパンやプリンなどのお菓子によく使われています。

ココヤシの実のように中に水が入っているわけではなく、面白い変わった食感の果肉の中にほんの少しの水が入っています。味は...ココナッツジュースを固めた感じでほぼ無味です。

こうして見ると違いがはっきりしますね。

シュガー自体はココナッツもパームも同じ性質と味を持っていますので気分によって使い分け出来るかもしれません。

 

 

日本でも買える

これらの商品は日本でも買うことができます。まずは少し試しに使ってみてからでも良いかもしれませんね。

まとめ

いかがだったでしょうか。タイではココヤシもサトウヤシもどこにでもあるメジャーなものです。

いわゆる地場産商品の「ココナッツシュガー」と「パームシュガー」はぜぜひ一度トライしてもらいたいおすすめ商品です。

また日本ではどちらもそれなりのお値段しますので、タイに来た際にはお土産として買っていくと良いかもしれません。健康上の制限がある人へのお土産にもぴったりですね。

以上、タイ名産品「ココナッツシュガー」と「パームシュガー」のご紹介でした。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事