タイに渡航するにあたって「狂犬病」というキーワードで情報検索される方は少なくないのではないでしょうか。
狂犬病は発症するとほぼ100パーセントの致死率をもつ非常に怖い病気です。そしてタイはまだその狂犬病の発症例が残る国の一つです。
タイ国内の狂犬病に関して、少し前に読んで気になっていた記事がありましたのでシェアしたいと思います。
【最新情報】狂犬病が流行しているタイ国内13の県が発表される
ソースとなっているのはこちらのサイトです。
https://www.thairath.co.th/content/1221140
「あなたの家はこれらの地域内にある?狂犬病が流行している13の県名を公開」と題して書かれたこちらの記事では、2018年3月6日現在で狂犬病の危険度が高いタイの13の県が挙げられていました。
以下がそのランクインした県です。
1:สุรินทร์ スリン県
2:ชลบุรี チョンブリー県
3:สมุทรปราการ サムットプラーカーン県
4:ฉะเชิงเทรา チャチューンサオ県
5:น่าน ナーン県
6:บุรีรัมย์ ブリーラム県
7:เชียงราย チエンラーイ県
8:อุบลราชธานี ウボンラーチャターニー県
9:ร้อยเอ็ด ローイエット県
10:สงขลา ソンクラー県
11:ระยอง ラヨーン県
12:ตาก ターク県
13:ศรีสะเกษ シーサケート県
期間などは詳しく書かれていないのですが、上の13県ではある一定期間のうちに(一年間?)狂犬病によって少なくとも3人以上の死者が出ているようです。
ほかの42県もやはり注意が必要な地域として指定されています。
日本ではすでに撲滅されたと言われている病気ですが、世界的にみるとまだまだ危険があるのが現状です。
犬だけの病気と勘違いしている人もいるようですが、実際狂犬病は人間を含むすべての哺乳類に感染します。
しかし予防接種や事後接種によって、命に至る危険はかなり回避できると言われています。大切なのは正しい知識とふさわしい処置ということかもしれません。
以下の記事も参考になると思いますのでぜひご覧ください。
以上、「【最新情報】狂犬病が流行しているタイ国内13の県が発表される」という話題でした。
《追記》
本記事の内容はとても真面目なものなのですが調査の段階で面白い発見をしました。
上の13の県名をグーグルで順番に検索してみてください。どの県もその地の風景や産業、有名なものが県名と共に表示されるのですが、ラヨーン県だけずいぶんシュールな画像が表示されます(笑)
グーグルによって修正される前にぜひ見てみてくださいね。