世界には多種多様な言語が存在しておりその違いが海外旅行や海外生活をするうえで大きな挑戦となってきます。
しかし所詮は人間の口から放たれる言語、音の数にも限度があり全く違う言語間でも同じような響きや発音を持つ言葉が存在します。まぁ簡単に言うといわゆる「空耳ワード」ですね。
言語の勉強の際にこの「空耳ワード」を探すのが意外と効率的で楽しかったりするんです。
今回のタイラボでは日本語に響きが似ているタイ語の空耳ワードを厳選して6つご紹介したいと思います。
【 空耳ワード 】覚えやすい!日本語に響きが似てるタイ語6選
① スッギョー
まずはこちらの言葉。
「สุดยอด:スッ(ト)ヨー(ト)=凄い!素晴らしい!」
以前こちらの記事でも紹介したことのある言葉です。
記事内でも説明していますがこの言葉の発音が日本人には少し難しく「スッギョー(ト)」と発音したほうがタイ人に伝わりやすかったりします。
「スッギョー」=「すっごー(凄い)」
という空耳ワードです。意味もほぼ一緒なので実際的な覚え方ですね。
② セータッキッ
タイ語では次のように表記します。
「เศรษฐกิจ:セータッキッ=経済」
経済や景気を表すタイ語です。「景気が悪い」とかだと「セータッキッ マイ ディー」と言います。
「セータッキッ」=「センタクキ(洗濯機)」
意味は全く違いますが覚えるのに役立ちますね。
③ キーレー
これはタイ語を学んだことがある人なら割と最初のほうに使い方の点で注意を喚起される単語ですね。
「ขี้เหร่:キーレー=不細工、醜い」
この単語に関しては全く反対の意味で空耳ワードとなっています。
「キーレー」=「キレー(綺麗)」
意味が真逆なので逆に覚えやすいかもしれませんね。綺麗な人や美しい服を着た人を見た時に思わず日本語で表現してしまわないように気をつけましょう。
④ バンダイ
タイ語での表記はこちら。
「บันได:バンダイ=はしご、階段」
「バンダイ=バンダイ(BANDAI)」
私が子供の頃はおもちゃやゲームの会社として良く名前を聞きましたが最近はどうなんでしょうか?(調べてみたら合併して「バンダイナムコ」という名前になっているようですね)
もしおもちゃ会社のBANDAIに馴染みがない方は銭湯で入り口に座っている「番台」さんと結び付けて覚えても良いかもしれませんね。
⑤ パーマーン
タイ語での表記はこちら。
「ผ้าม่าน:パーマーン=カーテン」
そうです、あの藤子・F・不二雄が「ギャグ、SF、ヒーローもの」を見事にミックスして世に送り出した傑作漫画の空耳ワードとなっています。
「パーマーン=パーマン」
風に揺れるカーテンを見てパーマンのマントが思い浮かべば脳内インプット完了でしょう。
⑥(番外編) サダオ
まずはタイ語表記から見てみましょう。
「สะเดา:サダオ」
もしこの記事をそこそこタイ滞在年数の長い人が見ていると「ずいぶんニッチなところを攻めるなぁ」と思われるかもしれません(笑)
この「サダオ」が何かと言いますとタイの田舎の人たちが好んで食べる苦~い香草のことです。
上の画像の左側にある緑色をしたのが「サダオ」です。その苦さはゴーヤの10倍ぐらいあるのではないでしょうか。そのまま食べると苦さで顔が歪んでしまいます。
タイ人の多くはこの「サダオ」と甘いタマリンドソース、そして揚げた魚を一緒に食べるのですが、この三つを一緒に食べると味が調和してとても美味しく感じます。
「サダオ=貞夫、定男」みたいな感じで、なんだか日本人男性の名前みたいですよね。
わたしは「確か昭和っぽい日本人の男の人みたいな名前だったはず‥」という記憶の仕方でこのマイナーな香草を覚えました。
なので覚えきるまでは「ヨシオ:義男」とか「カズオ:和夫」とかいった他の昭和っぽい名前が出てきましたけど(笑)
まとめ
いかがでしたか?
こんな感じでタイ語には日本語に響きが似ている言葉がいくつかあるんです。結局タイ語の勉強も単語をたくさん覚えることが大切ですから何かと結び付けて覚えていくと良いかもしれませんね。
また他にも面白い空耳ワードがあれば記事にしてご紹介できればと思います。