「癖:クセ」という言葉が付く表現と言えば、「口癖」「癖になる」「寝癖」などがあります。
もしこういった言葉を会話の中に盛り込む事ができれば表現の幅がいっそう広がりますね。
今回はこの3つのタイ語表現について詳しく説明していきたいと思います。
「癖:クセ」という言葉が付く3つのタイ語表現を覚えよう!
「口癖」
日本人もそうですが、タイ人を見ていてもしょっちゅう同じ言葉を繰り返していて、ある言葉が口癖になっている人を多く見かけます。
実は私も「พี่:ピー:お兄さん、お姉さん」が口癖になっていて、ずいぶん年下の学生さんに会った時も「พี่:ピー:お兄さん、お姉さん」と言ってしまうことがよくありました。今はかなり意識して直していますが…。
そんな「口癖」をタイ語では次のように言います。
「ติดปาก:ティッt パーk」
直訳すると「口にくっ付く」という意味になります。イメージしやすい言葉ですね。
それではここで、私の個人的な観察と調査による“タイ人によく見られる口癖ランキング”を発表したいと思います。
5位 「อะไรประมาณนี้:アライ プラマーン ニー」
「まーなんかそんな感じ」といった意味の言葉。
4位 「ต้อง〇〇:トンg〇〇」
「〇〇しなければならない」という意味の言葉。
(例:ต้องไป:トンg パイ:行かなければばならない。 ต้องกิน:トンgキン:食べなければならない。 ต้องทำ:トンgタム:やらなければならない。)
3位 「ไม่เป็นไร:マイ ペン ライ」
「大丈夫、どうって事ない」という意味。Theタイ人気質の言葉。
2位 「〇〇เลย:〇〇 ルーイ」
「〇〇なー(?)」という感じの語尾。
(例:ไปเลย:パイルーイ:行きなー 。กินเลย:キンルーイ:食べなー。 เอาเลย:アオルーイ:もらいなー。)
1位 「ใช่ไหม:チャイマイ」
「そうでしょ?」という意味。
いかがでしょうか。みなさんの周りのタイ人も使っていますか?他にもこんなのよく聞きますなどあれば教えていただければと思います。
「寝癖」
タイ語では次のように言います。
「ผมยุ่ง:ポム ユンg」
友達に「寝癖がついてるよー」といってあげたい場合は次のように表現できます。
「ผมยุ่งแล้วนะ:ポム ユンg レーオ ナ」
「癖になる」
「癖になる」をタイ語では次のように言います。
「ติดเป็นนิสัย:ティッt ペン ニサイ」
どんな時に使えるか見てみましょう。
寝坊が癖になる
「ตื่นสายบ่อยติดเป็นนิสัย:トゥーン サーイ ボーイ ティッt ペン ニサイ」
爪を噛むのが癖になっている
「ชอบกัดเล็บจนติดเป็นนิสัย:チョーp カッt レッp ジョン ティッt ペン ニサイ」
ちなみのこの「ニサイ」というタイ語は「習慣にする」といった良い意味でも使うことができます。
例えば「本を毎日読むのを習慣にしていきましょう」と人にすすめる場合に次のように言います。
「ขอให้ทำเป็นนิสัยที่จะอ่านหนังสือทุกๆวัน:コー ハイ タム ペン ニサイ ティー ジャ アーン ナンスー トゥッkトゥッk ワン」
美味しいものを食べた時になどに「クセになる味」「病みつきになる味」といった表現も使うことがあるかもしれません。タイ語では次のように言います。
「ติดรสชาติ:ティッt ロッt チャーt」
例:「ここのラーメンの味がクセになる。また食べたくなる」
「ราเม็งที่นี่ ติดรสชาต:ラーメンg ティーニー ティッt チャーt」
まとめ
いかがだったでしょうか。「癖」という言葉が付く3つのタイ語表現をご紹介しました。
この記事にあるような表現が使えるようになると日常タイ会話にさらに彩りが増しますね。会話が充実すると対人関係もさらに深まります。
機会を見つけてぜひ使ってみてくださいね。
ライター:Okusan
編集:Nobu