今回もラオスのビエンチャンにあるタイ大使館領事部近くの素敵なお店を紹介していきたいと思います。
旅行やビザ取りでビエンチャン滞在中にカフェに行かれる方は多いと思います。
しかしビエンチャンで美味しいコーヒーを飲めるところは割と多いのですが、美味しいスウィーツを提供しているところってなかなか探し当てるのに苦労します。
これまで何度カフェで食べたケーキにガッカリしてきたことか…。
しかし最近ビエンチャンで本格的なフランス洋菓子店を見つけましたのでぜひご紹介したいと思います。ラオス滞在中に美味しいスウィーツ&デザートを食べたい方は要チェックですよ!
ビエンチャンで本格スウィーツを!タイ大使館領事部近く「Parfums Chocolats」
ロケーション
まずはお店の場所から。
上記の地図の場所に小さな洋菓子店があります。名前は「Parfums Chocolats」、「パルファンチョコラッテ」と読むのでしょうか?Google大先生に尋ねたところそう聞こえました。
外装&内装
お店を外から見るとこんな感じ。
よくあるタウンハウス型の一階部分を改造したような作りとなっています。そんなに大きな店舗ではないので看板をよく見ていないと通り過ぎてしまうかもしれません。
内装はこんな感じ。
とても清潔感のある「洋菓子店」という感じです。一目見てクオリティーの高さを感じることが出来ます。
店内には少しですがカフェスペースも併設されています。
スウィーツメニュー
かなり本格的な商品が並んでいます。店名からも分かるように主にチョコレートに力を入れているようですね。
各スウィーツが一品ずつしか並んでいないところに意識の高さを感じずにはいられません。…と思ったら「これはディスプレイで売り物の商品はバックの冷蔵庫にあるから心配すんな」って書いてありますね。
ほとんどの商品が20,000キップ~25,000キップくらいです。中には一つ30,000キップてのもありますね。「10,000キップ=約140円」と考えると日本で買うのとそう値段は変わりません。
ジェラート類も充実しています。
この日はパッションフルーツ、ストロベリー、ココナッツ、珈琲、キャラメル、グリーンティー、ラムレーズン、チョコレートの計8種類が販売されていました。
値段はOne=12,000キップ、Two=22,000キップ、Three=32,000キップと書いてありました。
こちらはこの店の主力商品であろうチョコレートです。
写真左上に見えるピスタチオの入ったチョコを少し味見させてくれたのですがとっても上品な味でコーヒーはもちろん、ウイスキーなどの洋酒とも合いそうな味でした。
高級チョコレートと聞くと「Godiva」ぐらいしか思い浮かびませんがそこらと比べても遜色のない美味しいチョコレートでした。ただ値段もそれなりにしますね。
ちなみに写真前面にある箱に入ったチョコレートはなんと1セット150,000キップです。
僕らが味見させてもらったナッツチョコは100gで45,000キップ、卵型とハート形のは80,000キップ~ぐらいでした。
こんなの食べたら口がびっくりして腫れ上がること間違いなしです。
「キットカット」とか「ダース」とかで十分満足できる私はついつい「贅沢は敵ざますっ!」と思ってしまいます。でもちょっとスペシャルな時やプレゼントなら良いかもしれませんね。
こちらがカフェメニューの料金表です。ジェラート(アイスクリーム)などの値段も確認できます。
食べてみた!
「贅沢は敵ざます!」とか豪語しながら結局は買っちゃうんですよね。
まぁそこはほら、「タイラボの取材だから‥」というパワーワードで難なくクリアです。キレイな包装が期待を高めてくれますね!
とは言っても高いチョコレートは無理なので比較的お求めやすいデザート系を二つほど買ってみました。それがこちら。
左が「コーヒーエクレア」お値段20,000キップ、右が「チョコレートムース」19,000キップです。
※ちなみに「Parfums Chocolats」のお店では食べずテイクアウトにして別の気になっていたカフェに行って食べることにしました。持ち込みOKのその素敵なカフェについてはまた後日記事にしたいと思います。
まずはチョコレートムースから。見た目からもしっとり滑らかな舌触りが伝わってきます。
ビターなチョコレートの風味も残しながらほどよい甘さの絶品ムースでした。
スカスカの軽いムースではなくたっぷりとチョコレートの使われた見た目よりボリュームのある感じでした。間違いなく美味しいです。
こちらはコーヒーエクレア。
非常に個人的なエピソードですが、昔まだ私が小学生だったころ学校の図書室で呼んだ児童書の中にエクレアが出てくる本がありまして(タイトルは失念しました)、その中で主人公の男の子か誰かがエクレアには「稲妻」という意味があり、中のクリームが溢れこぼれてしまわないように「電光石火の速さで食べないといけない」みたいなセリフを言っていたのを30年近くたった今でも覚えています。
子供ながらに「エクレア…食べたことないけど激ヤバな大人の食べ物だぜ…」みたいに思っていました。
本の内容は全く覚えていないのですがそこだけ強烈に覚えていて「エクレア」と聞くとその思い出が毎回フラッシュバックします。
そんな1980年生まれ黄金の松坂世代の私も今やすっかりおじさん。
いや、いい大人になって異国のラオスでエクレアを買い別店舗のカフェに持ち込んで(笑)食べるほどになったんですから何だかノスタルジックな気持ちになってしまいます。父さん母さんありがとう!
さてそんなエピソードはさておき、このエクレアかなりしっかりした食感です。
中にコーヒー味のクリームが入っているのですが良く冷えていたせいもあるのか、ずっしりとした食感で全然流れ出てくる感じではありません。
周りの生地も少しウェットな感じで私の中の「稲妻サンダーエクレア」のイメージからは程遠い食感でした。
どちらかというと日本のコンビニとかで売っているスティック状のチーズケーキなどちょっとしっかりした食感のスウィーツを少し高級に仕上げたという感じでしょうか。
でもこれはこれで美味しかったです。中のクリームは甘さ控えめでコーヒー好きの私も大満足の味です。ただ一つ残念な点として上に乗っているコーヒービーンは湿気ていて美味しくなかったです。
最後にこの「Parfums Chocolats」の店主のお二人。笑顔が素敵です。
美味しいスウィーツと少しビターな思い出をありがとうございました!
まとめ
ラオスはビエンチャンにあるタイ大使館領事部のすぐ近く、本格フランス洋菓子店「Parfums Chocolats」のご紹介でした。
ビエンチャン滞在時にちょっと本格的なスウィーツ&デザートを食べたいと思った方はぜひ足を運んでみてください。きっと満足していただけると思います。
そして私の淡い思い出に残る「稲妻のようなエクレアが出てくる児童書」、タイトルが分かる方がいましたらコメント欄にて教えていただければ嬉しいです(笑)