
最近タイ在住の外国人を賑わしている話題があります。
「2016年12月1日から2017年2月28日までの3カ月間、観光ビザの申請料(1000バーツ)免除」
「ロングステイビザの滞在期間も通常1年だったものが10年へ延長」
なかなか興味深い話題ですね。「タイ文化+言語+生活情報 総合研究ブログ」を謳っている以上このタイラボでも取り上げないわけにはいきません。ではいつものごとくサクッとご紹介しましょう。
【朗報】観光ビザ申請無料期間キター!!ロングステイビザの滞在期間も延長!!
観光ビザの申請料免除
さてこの噂の情報発信源となっているサイトは複数あります。例えばコチラ
http://www.posttoday.com/biz/gov/466667
タイ政府が12月1日から2017年2月28日までの3カ月間、観光ビザの申請料(1000バーツ)を免除し、到着時ビザの申請料を2000バーツから1000バーツに引き下げることを承認したことを報じています。
到着時ビザの申請ができるのは中国、インド、アンドラ、ブルガリア、ブータン、キプロス、エチオピア、インド、カザフスタン、ラトビア、リトアニア、モルディブ、マルタ、モーリシャス、ルーマニア、サンマリノ、サウジアラビア、台湾、ウクライナの19カ国・地域で、値下げは1回限定。
なので日本人に関係するのは観光ビザの申請料(1000バーツ)を免除だけかもしれません。もともとノービザで30日滞在できますもんね。
目的は観光シーズンの旅行者誘致を目指しての事のようです。
別サイトによると、今年は中国人向け「ゼロドルツアー」の取り締まり、10月のプミポン国王死去にともなう自粛ムードなどで、タイ政府は本来観光シーズンの11―2月の客足が鈍ることを懸念しているようですね。タイ政府はこの政策でかなりの収入を見込んでいるようです。
いずれにせよタイ在住日本人にはありがたい措置です。1000バーツ浮いたら相当美味しいものが食べれますよね。
ロングステイビザの滞在期間延長
http://www.isranews.org/thaireform/thaireform-data/item/51973-long-stay-visa-1-10-14.html
上のサイトには「ロングステイビザの滞在期間延長」についても詳しく書かれていました。
まずこの延長されたロングステイビザは一度に10年もらえるわけではありません。
まず5年有効のビザを取得しさらに5年延長を一度だけかけることができるシステムのようです。ですから最長10年ということになりますね。
そして対象国についてですが、下記の14か国のパスポートを持つ人たちが対象のようです。
デンマーク、ノルウェー、オランダ、スウェーデン、フランス、フィンランド、イタリア、ドイツ、スイス、オーストラリア、米国、英国、日本、カナダ。
ビザ申請のための条件はなかなかシビアです。
・申請手数料は1万バーツ
・ビザの申請に必要な条件は満50歳以上
・年金などの月収10万バーツ以上が必要
・銀行預金300万バーツ以上が必要
・医療保険に加入しておく
・滞在中、90日ごとに入国管理事務所への報告が義務付けられる
‥皆さんにとってはどの項目が一番厳しいでしょうか?
私は最初と最後以外全部無理。一寸の希望も見えません、本当にありがとうございました。特に預金300万バーツ‥以前は80万バーツだったのに‥
「ボク大丈夫!」という方は次の情報もご確認ください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ロングステイビザはともかく「観光ビザの申請料(1000バーツ)免除」の恩恵にあずかれる人は多そうですね。浮いた1000バーツ何に使うか今から考えておきましょう。
しかしタイでこういった措置があると決まってその後ビザ取り厳しくなったりするんですよね。
タイのお家芸、「公表したけど途中で却下、実現ならず」というのも大いに考えられます。いずれにせよ、どうかタイに居続けることがもっと容易になることを願うばかりです。