
日本では東京でのコロナ感染者数が再び増え始めていることがニュースとなっています。
そんな中、昨日7/9にタイ政府より非常にポジティブなニュースが報じられていました。
そのあと報じられた少し残念なニュースも一緒にまとめておきたいと思います。
タイが新型コロナ流行第一波の収束を宣言!でもトラベルバブルは延期に…
タイ国内での新型コロナ第一波が収束!
https://www.thaipbsworld.com/dcd-says-first-wave-of-covid-19-pandemic-in-thailand-has-ended/
DCD says first wave of COVID-19 pandemic in Thailand has ended
タイ保健省疾病管理局は、過去44日間に渡ってタイ国内で新規にコロナ感染者が出ていないことから、「新型コロナによる国内での第一波流行は収束した」と発表しました。
このコロナ期間中にタイに居らっしゃった方であれば分かると思いますが、タイは本当に国を挙げて徹底したコロナ対策をよくやってのけたと思います。
もちろん第二波への警戒を緩めることはできませんが、ひとまずは新型コロナ対策における良い手本を世界に示すことができたのではないかと思います。
とはいえ今回のコロナ対策でダメージを受けた経済をどのように立て直していくのかも、今後の重要な課題の一つと言えるでしょう。
先日、再開された近所のナイトマーケットを歩いてみましたが、やはり経済面でのダメージは確実に残っている様子を感じました。
トラベルバブルは延期へ…
その一方で日本や韓国に向けて計画が進められていた「トラベルバブル」の無期限延長が決定したようです。
https://www.thaimoveinstitute.com/24202/
กพท.ประกาศ เลื่อนเปิดการบินระหว่างประเทศ แบบไม่มีกำหนด
タイラボでも少し前にトラベルバブル計画について触れています。
本来の計画ですとこの8月1日より日本、韓国、中国から、観光目的での外国人を積極的に誘致する計画がなされていました。
しかしそれらの国での新型コロナウイルス流行第二波が見られ始めていることから、タイの民間航空局は当初予定されていたトラベルバブル8月スタートを無期限に延長すると発表しました。
まとめ
タイ国内ではコロナ第一波の収束が宣言され、多くの人たちがホッと一息つくことができているでしょう。
これから経済面でどのように立て直していくかが課題となっていきますが、そこに来てのトラベルバブル無期限延長はどのように影響していくのでしょうか?
まず言えることは、これで年内のタイへの観光入国は一層厳しくなったということです。
「観光」が国の経済を回す主要な方法となっているタイでは決して無視していけない状況だとも言えるでしょう。
さらなる計画のアップデートがあるかもしれませんので、今後もアンテナを張っていきたいと思います。