子供とのコミュニケーションに役立つ二つのタイ語「じゃんけん」「いないいないばぁ」

※2017/11加筆修正しました。

万国共通の認識で子供は可愛いものです。特に東南アジアの子供たちの表情はキラキラしていてとても魅力的に感じます。

また、タイ語での会話それほどできないときは子供相手に話すぐらいがちょうど良いと感じることもあるかもしれません。

 

子供となら文法とか発音など難しいことを考えずに気楽に会話ができ、それがタイ語の良い勉強になったりもします。

ですから楽しみながらタイ語の上達を目指すために「子供とのコミュニケーション」は欠かせないと言えるかもしれません。

この記事では子供たちとのコミュニケーションに役立つ二つのタイ語をご紹介しましょう。

じゃんけん」と「いないいないばぁ」です。

子供とのコミュニケーションに役立つ二つのタイ語

じゃんけん」

タイ語でじゃんけんは เป่ายิ้งฉุบパオインチュッ(プ) 」と言います。最後の「プ」はほとんど発音しません。

 

「じゃーんけーん、ぽんっ!」と同じリズムで「パーオイーン、チュッ!」と言い、グーチョキパーのどれかを出す、ここは日本と全く同じです。

「グー」は握りこぶしの形、「チョキ」は人差し指と中指だけを突き出したピースの形、そしてパーは‥ 慣れ親しんだ「パー」の形です。これも日本と一緒ですね。

しかしそれぞれの手の形が表すものや呼び方やは日本のものとは違っています。

それぞれを下記に表にしてまとめてみました。

日本の呼び方 表すもの タイの呼び方 表すもの
グー ค้อน:コーン 金槌
チョキ ハサミ กรรไกร:ガングライ ハサミ
パー 風呂敷 กระดาษ:グラダー(ト)

 

勝敗の決め方も日本と一緒です。わざわざここに書くほどでもありませんが、「金槌はハサミに勝ち、ハサミは紙に勝ち、紙は金槌に勝つ」という、いわゆる三すくみの関係です。

 

では「あいこ」になった場合はどうすれば良いでしょうか?日本だと「あいこでしょっ!」と言いながら次の手を出しますよね。

タイはもっとスピーディーです。あいこになると「パオインチュッ」の「チュッ」の部分を繰り返し言って決着がつくまで続きます。

ですからあいこの状態が長く続くと「チュッ、チュッ、チュッ、チュッ‥」となるわけですね。

 

他の国になるとじゃんけんのルールもいくらか違ってきたり、出せる手の種類も多かったりしますが、タイはほぼ日本と同じなので簡単でいいですね。

タイの子供とじゃんけんをするときはぜひ「パオインチュッ」というタイ語を使ってみてください。

 

 

「いない、いない、ばぁっ!」

これも子供と遊ぶときによく使う言葉ですね。特にまだあまりしゃべれないぐらいの小さな子供をあやすときに使うことが多いかもしれません。

 

タイ語にも「いない、いない、ばぁっ!」に該当する言葉があります。次のように言います。

จ๊ะเอ๋:ヂャッ エー

 

おもに「ばぁっ」の部分をタイ語訳にした感じの言葉です。「エー」の部分が第四声調「高声」になっており普通の声の高さからより高い声へ上がっていくような声調、簡単に言うと語尾が上がる発音になっています。

この「ヂャッエー」の使い方も日本のそれとほぼ同じです。子供の前で「いないいないばぁ」をしながら「ヂャッエー」と言うときっと喜んでくれることでしょう。

 

しかしタイ人の「ヂャッエー」好きは異常だと思います。

小さな子供を見るとそれが知り合いの子だろうがそうでなかろうが一言目には「ヂャッエー!」、その後も同じ言葉を連呼します。

タイ人の中で「小さな子供」=「ヂャッエー」という構図が出来上がっているのかもしれませんね。

大人同士でも相手を驚かせるときなんかに使っています。突然部屋に入ってくるときなんかに「ヂャッエー!!」っと言って一人ケラケラ笑っているタイ人を何度も見てきました。

この言葉は言っている本人が楽しくなる言葉なのかもしれません。

まとめ

子供たちとのコミュニケーションに役立つ二種類のタイ語をご紹介しました。

 

・じゃんけん =  เป่ายิ้งฉุบパオインチュッ(プ

・いないいないばあっ = จ๊ะเอ๋:ヂャッ エー

 

二つとも場面によっては大人相手にも使えますので、会話に組み込んでいくことでますますコミュニケーションの幅が広がりそうですね。

「パオインチュ」「ヂャッエー」覚えてぜひ使ってみてください。きっと子供たちのキラキラした素敵な笑顔に癒されることでしょう。

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